幸せのレシピ　patisserie La La Sweets

こんばんはＲｅｉです。

大雪が残したものは雪のかたまりだけではなく、私達夫婦にとって・・・とてつもなく大きなものでした。

臨時休業をすることになり、ご予約いただいたたくさんのお客様と連絡をとり、延期やキャンセルの対応をさせていただきました。・・・が、おひとりのお客様のご予約をもらしてしまい、気づかずに連絡をとらないままご予約の時間になってしまいました。

あわてた私の留守番電話への対応は今思うと、本当にひどいものでした。

お客様からお叱りの言葉をいただきました。お客様のその言葉一つ一つがすべて、その通りで。いっぱいあるケーキ屋の中からララスウィーツを選んでくださったのに、私はなんとも心のない言葉でキャンセルを申し出てしまいました。


私の心が､まっすぐではなかった。焦るばかりで、前向きでない心の無い言葉。その言葉が、夫婦で積み重ねてきたものを、ガラガラと崩してしまいました。


消せない留守番電話が気持ちにひっかかり、怒っていらっしゃるお客様にまた電話をかけてお詫びしました。電話に出てくれたことに本当に感謝です。はるばる遠方から受け取りにきてくださったのに、店は閉まっておりどんな思いをさせてしまったのでしょうか。

ケーキをお届けに伺った際、主人はお叱りの言葉と共に商売人としてのお話をいただいたそうです。私達と同じご夫婦でご商売をされている方でした。お客様の大切さを一番わかっているからこその言葉。とてつもなく重みがありました。



１０年目を迎えた私達、商売人としての気持ちに隙があったんじゃないか？お店をもって間もない頃なら、どんな雪だってすぐに商売の準備をはじめたんじゃないか？自分たちに甘えやおごりがあったんじゃないか？お互いに言い訳を探してたんじゃないか？いっぱい夫婦で落ち込み悩み考えて、連休を過ごしました。

『初心にかえろう』

それが夫婦で出した結論です。
ご迷惑をかけたことで､、せっかく頂いた言葉にこのまま落ちていってしまっては今回のお客様にも申し訳ない。

たくさんのお客様に支えられて大事にされることに､甘えていたところが多分にありました。商売人として気持ちがまっすぐではなくなっていたところもありました。


皆さまとのご縁が切れないよう、また心あらたに夫婦で頑張っていこうと思います。もちろんスタッフにも話をしっかりとして、ララスウィーツ一同心をひとつに・・・また前へ前へ歩んでゆきたいと思います。今後ともどうぞ宜しくお願い致します。


このことを書こうか書くまいか悩みましたが、ダメなところも私自信だと受け止め書き留めておきたいと思いました。